こんにちは!
みうみです。
今日は滋賀大学経済学部の編入試験について過去の倍率や合格者の点数を元にご紹介していきたいと思います。
受験を検討している人
結果待ちで試験について考察したい人
などにぜひ読んでいただきたい記事になります!
では早速参りましょう♫
滋賀大学経済学部の試験内容について
募集人数は?
学 科 | 募 集 人 員 |
経済学科 | 5 |
ファイナンス学科 | 3 |
企業経営学科 | 4 |
会計情報学科 | 3 |
社会システム学科 | 5 |
計 | 20 |
募集人数は毎年20人。
編入試験を実施している大学の中では、かなり多くの合格者を出している大学になります。
友達ができやすい、編入生を受け入れてくれやすいという点で良いですよね✨
学科の特徴は?
「名前を見てもどんな学科かわからない・・・。」
「経済学部なのに経済学科以外もあるの!」
と思った方のために、学科ごとの特徴をまとめておきました。願書を出願するときの参考にもしてみて下さいね。
経済学科
経済活動は、私たちの暮らしや社会の営みや国際関係にとって切り離すことのできない重要な役割を果たしています。経済学科では、理論、歴史、制度、政策といった側面から経済現象を多角的に分析します。複雑に作用している経済現象を様々な角度から検討し、その相互関係を的確に整理しながら、その背後にある仕組みや成立を明らかにする分析視点を確立しながら学んでいきます。
滋賀大学経済学部 経済学科学部紹介から引用
ファイナンス学科
ファイナンスとは金融を意味する言葉で、貨幣を受け取ったり、支払ったりしながら実際の経済活動を支えていくものです。 こうした金融取引は、経済主体である家計、企業、政府それぞれに必要であり、それらが金融取引を行う場が金融市場です。 また政府は、金融市場がその機能を十分に果たせるように、様々な制度や政策をつくりあげています。金融取引の基礎、金融市場、政府の政策や市場を支える制度、 これら三面を総合的に学ぶのがファイナンス学科です。
滋賀大学経済学部 ファイナンス学科学部紹介から引用
企業経営学科
めまぐるしく変化する現代の企業経営の基本的な仕組みと、動向・課題について多様な側面から学習することができます。 具体的には、経済活動の単位である「企業」に焦点を当て、その組織や管理の仕組みをはじめ、経営戦略、生産管理や新しい製品の開発等に関わる経営の様々な実践の現状やその理論などを探っていきます。 また、経営学・マーケティングの分野に関しても、理論的・歴史的・管理論的に学ぶことができます。
滋賀大学経済学部 企業経営学科学部紹介から引用
会計情報学科
企業経営において重要な「お金の流れ」に関して理論的・実践的に学びます。例えば、企業の利益はどのようにして計算されるのかという問題や、 製品の製造コストについての情報が経営にどのように役立つのかといった問題を探っていきます。この会計情報学科は、国立大学では数少ない会計情報関係の専門学科であり、会計情報分野について深く勉強したい人には最適の学科となっています。
滋賀大学経済学部 会計情報学科学部紹介から引用
社会システム学科
経済・社会・法・政治を学ぶ社会科学、言語・文化・歴史を学ぶ人文科学、認知・情報の科学など、幅広い分野を研究します。 これらの複数の学問分野に触れることで、それぞれの分野での高度な専門知識と、その土台となる幅広い教養を修得。同時に、社会の構造や関係のシステマティックな理解を通じて、 私たちが暮らす現代社会の様々な出来事を、広い視野から総合的に読み解くための応用力を養っていきます。
滋賀大学経済学部 社会システム学科学部紹介から引用
詳しくは滋賀大学のホームページに載っています。
試験科目と配点は?
滋賀大学経済学部の試験科目は、提出書類・TOEIC・個人面接の3つです。
「専門科目がない」という点から併願校として受験しやすいですよね。
また、編入試験を受けてみたかったけど時間がない・・・!!という方も駆け込み受験がしやすいと思います。
ただその分、併願校として受験している場合が多く、合格者のレベルは高くなりがちなのでしっかりと対策して挑みましょう。
配点は次のようになっています。
選考 | 選考内容 | 配点 |
第1次選考 | 書類選考 | 300 |
TOEIC | 200 | |
第2次選考 | 第1次選考の点数 | 500 |
面接 | 300 | |
合計 | 800 |
書類選考の配点が大きいのが、滋賀大学経済学部の特徴。
志望理由書の作成は念入りに行いましょう。
志望理由書の作成に関してはこちらで詳しく解説しています。
取得すべきTOEICのスコアについてはこちら。
TOEICの対策方法はこちら。
倍率と合格者の点数を見てみよう
編入試験は運も重要。
1年前は志望者が少なかったのに今年は2倍の志望者がいた・・・なんてこともあります。
そのため今回は3年分の倍率や合格点などを見てみましょう。
令和3年度試験
学科 | 募集人員 | 志願者数 | 1次選考合格者数 | 最終合格者数 | 入学者数 |
経済学科 | 5 | 37 | 16 | 8 | 4 |
ファイナンス学科 | 3 | 12 | 4 | 5 | 5 |
企業経営学科 | 4 | 32 | 15 | 7 | 5 |
会計情報学科 | 3 | 10 | 4 | 4 | 3 |
社会システム学科 | 5 | 10 | 3 | 5 | 5 |
合計 | 20 | 101 | 42 | 29 | 22 |
配点合計 | 平均点 | 最高点 | 最低点 |
800 | 527.8 | 611 | 460 |
第1次選考に合格するのは 2.4人に1人、そして最終合格するのは1.4人に1人ということですね。
また、最高点・最低点を得点率で見ると・・・76.3%と57.5%でした。
令和2年度試験
学科 | 募集人員 | 志願者数 | 受験者数 | 合格者数 | 入学者数 |
経済学部 | 5 | 40 | 27 | 9 | 4 |
ファイナンス学科 | 3 | 4 | 3 | 4 | 4 |
企業経営学科 | 4 | 44 | 37 | 10 | 7 |
会計情報学科 | 3 | 6 | 5 | 4 | 2 |
社会システム学科 | 5 | 12 | 8 | 4 | 6 |
合計 | 20 | 106 | 80 | 31 | 20 |
配点合計 | 平均点 | 最高得点 | 最低得点 |
400 | 284.6 | 340 | 258 |
⚠️令和2年度以前は試験が2段階ではありません。出願した人全員が、個人試験を受ける試験方式でした。また、令和2年度、1年度に関してはTOEIC200点と面接200点の400点満点での選考を行なっていたので注意が必要です。
合格者は2.6人に1人(受験者に対する合格者の倍率)。
最高得点率と最低得点率は85%と64.5%でした。
令和3年度と比べるとかなり得点率が上がった気がしますね。
令和1年度試験
学科 | 募集人数 | 志願者数 | 受験者数 | 合格者数 | 入学者数 |
経済学科 | 5 | 29 | 22 | 13 | 9 |
ファイナンス学科 | 3 | 5 | 4 | 3 | 2 |
企業経営学科 | 4 | 39 | 30 | 11 | 7 |
会計情報学科 | 3 | 8 | 5 | 3 | 2 |
社会システム学科 | 5 | 15 | 14 | 8 | 6 |
合計 | 20 | 96 | 75 | 38 | 26 |
配点合計 | 平均点 | 最高得点 | 最低得点 |
400 | 290.7 | 332 | 267 |
令和1年度の最終合格者は2.0人に1人(受験者に対する合格者の倍率)。
最高得点率と最低得点率は72%と66.7%でした。
最高点と最低点の間にそこまで大きな差がなかった印象を受けますね。
過去の試験からわかることは?
試験内容や得点配分が変更されていたことから、正確な比較はできません。
そもそも受験は運もありますから、なんとも言えないところはありますが、今回は過去の試験結果を、「試験倍率」と「最低得点率」に着目してまとめてみました。
またその上で令和3年度の試験について考察してみました。
試験倍率と合格者の得点について
受験者に対する合格者の倍率は1.4倍から3.4倍となっていました。(14年分)
合格者は、その年の滋賀大学の退学者・受験者(編入試験)の成績などの要因によって決まるので、大きく差があるようです。
合格者の最低得点率に関しては57.5%〜68%となっていました。(5年分)
令和3年度の合格者の得点が低い理由
先ほど紹介した合格者の最低点、実は令和3年度以外は60%を超えていました。
ではなぜ令和3年度の編入試験だけ得点率が低かったのでしょう。
その理由として大きいのは「TOEICテストが先着や抽選順の受験方法となったこと」です。
当時、TOEICの申し込みは先着順ということでアクセスが集中しサーバーがダウンしたり、抽選がなかなか通らず受けられない人がいっぱいいましたよね・・・
満足いくTOEICのスコアを取れないまま出願した人も多かったはずです。
本来毎月受けることのできるTOEICが抽選で通った人しか受けられないんですものね・・・
令和3年度試験の受験者は本当に大変だったんだろうなと思います。
(*ちなみに滋賀大学は、このことを踏まえ、提出可能なTOEICテストの公式認定証の期間を令和2年7月分まで から令和2年度12月分まで とし、TOEICの得点を第2次試験で判定するという対応をとっていました。とはいえ十分な時間が確保できなかず満足いく点数が取れなかった人も多いんじゃないでしょうか・・・)
ということで私は、TOEICテストが先着や抽選順の受験方法となったことが合格者の平均得点低下を招いた大きな要因だと考えています。
まとめ
今回は倍率や合格者の点数から滋賀大学経済学部の編入試験を見ていきました。
いかがでしたでしょうか???
簡単にまとめるとこのようになります。
・募集人数は20人。募集学科は5つ。
・試験科目は提出書類、TOEIC、個別面接
・試験倍率は1.4〜3.4倍。年によって変わる。
・合格者の最低点は57.5〜68%
・令和3年度はTOEICの申し込み方法が変更されたことにより、合格者のスコアが低下した。
受験を志すきっかけになると嬉しいです🌸
みうみでした!!!
第2次選考に行く方はこちらもどうぞ
私が面接を受けた時の話はこちら
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