こんにちは!
みうみです🌷
今回は日商簿記2級に独学で合格した私が、
日商簿記3級に独学で合格する方法を解説していきます♫
では早速参りましょう!
必ず受かる!3級の対策方法
ちなみにですが・・・2級の合格を目指している方もまずは3級の対策を行うことをお勧めします。
しっかり基礎を固めることで、2級の対策をスムーズに行うことができるからです。
(私自身も3級の勉強をしてから2級の対策を行いました。)
ということで!
まずは合格への道筋を見ておきましょう。
①簿記の流れを理解する
↓
②勘定科目を覚える
↓
③仕訳の方法を知る
↓
④試算表の作成方法を知る
この①〜④を意識して勉強を進めていきましょう。
初めての人は「仕訳?試算表?」となっているかもしれませんが大丈夫です。安心してください。
勉強を始めていくとだいたいこれらの意味がわかってきます。
今は「へー、なるほど」くらいで見ていただければOKです。笑
これらを意識して勉強をすれば必ず3級に合格ができます。
合格するための得点戦略を立てましょう。
次に、効率的に勉強を進めるために日商簿記3級の問題構成と配点を確認しておきましょう。
合格に必要な得点は70点です。その上で配点はこんな感じです。
第1問 | 仕訳問題 | 約20点 |
第2問 | 帳簿の問題 | 約10点 |
第3問 | 試算表の問題 | 約30点 |
第4問 | 伝票会計・決算仕訳の問題 | 約10点 |
第5問 | 精算表の問題 | 約30点 |
合計 | 100点 |
第1・3・5問は問題をひたすら解き、ほぼ確実に解けるようにしていきましょう。(約80点)
第2問と第4問は半分得点できたら十分だと思います。(約10点/20点)
また、本番でも第1・3・5問から解いていきましょう。
第3問や第5問は時間がかかりますが、配点が非常に高いことから、先に問題を解き確実に得点を取る必要があります。
残りの余った時間で第2問と第4問を解いていき、最終チェック(5〜10分)をして試験終了が理想の流れですね。
参考書を選びましょう。(おすすめの参考書4選)
では早速試験勉強を始めるため参考書を購入しましょう。
最近の参考書は、独学者がスムーズに勉強できるような構成になっており
先ほどの合格への道筋をきちんと辿ることができるようになっています。
つまり・・・
参考書を正しく活用して、あとはひたすら解いていくことで合格できるんです。
ということで、ここで私がおすすめする参考書を4冊ご紹介します😊
スッキリわかる 日商簿記3級(TAC)
私は最終的にこの本をやり込みました。
一番お勧めです。
スッキリわかるシリーズの特徴はイラストや図解が多く、解説が非常に丁寧なことです。
ネコのイラストが印象的な本ですね🐈
最後に実力を試す総合問題も掲載されており、初めて日商簿記の勉強を始める方でも
この本一冊でしっかり理解することができますよ。
みんなが欲しかった!簿記の教科書 日商簿記3級(TAC)
次におすすめはこれ。
こちらの本もイラストが多くてわかりやすいのが特徴なのですが、
先ほどのスッキリわかるシリーズとは違い、4色フルカラー印刷になっています。
まるで教室で授業を受けているような理解しやすい構成になっているので、
簿記独特の用語もスッと理解できます。
中学校や高校でカラフルで見やすいノートを作るの、流行りませんでしたか?
その時、目指していた理想のノートを完全に再現したのがこの参考書なのです😊
勉強自体を長らくしておらず内容を理解できるか不安な人や
飽きやすく、勉強を続けられるか不安な人は
こちらの方が良いかもしれませんね。
パブロフ流でみんな合格 日商簿記3級テキスト&問題集
こちらは4コマ漫画が特徴的なテキストです。
資産表や精算表など多くの人が苦手とする分野を重点的に解説しています。
また難しい問題は解説をWEB上で公開しており、練習問題横のQRコードを読み取ってみることができます😊
1つ1つの用語の意味を文章より、物語などの「流れ」で学んだ方が理解しやすい、
という人はこちらの方が良いかもしれませんね。
上記3冊はどれも、「簿記とはなんぞや」から丁寧に説明してくれるものなので初心者に大変おすすめのテキストになります。
次に、とにかくコスパ良く試験に合格したい!という方におすすめの参考書をご紹介します。
検定 簿記講義3級
この本は、必要な内容が簡潔に書かれており、イラストが1つもありません。笑
一度授業などで学んだことがある人におすすめです。
問題は試験レベルにちかいものになっており、価格も圧倒的に安いのが特徴です。
ただ、解説はかなりシンプルに書かれているので、初心者には向いていないかもしれません。
(私は最初苦労しました・・・ただ問題は良問です!)
ということでここまでおすすめの4冊を紹介しました。
ここから具体的な対策方法をお話ししていきます。
参考書をまずは1〜2周やってみましょう。
まずは参考書を2周やり込みましょう。
どの参考書も、
「例題→解説→練習問題」の構成になっているので、まずは問題を解いて勘定科目に慣れましょう。
3級で出てくる勘定科目は約100個。
1つ1つの意味を見て理解できるようになればOKです。
参考書をさらに2周やりましょう。
ここまできたら勘定科目の意味や使い方はだいたい理解できてくるはず。
次からは仕訳の方法を理解して行えるよう練習していきましょう。
「あれ・・・これ貸方だっけ?借方だっけ?」
って悩むことがないように何度も問題を解いて頭に叩き込みましょう。
誰でも仕訳ができちゃう!裏技とは?
ここでは「3級にとりあえず受かればそれで良い!」という方に仕訳の裏技をご紹介します。
⚠️2級の合格も目指している人は、1つ1つの仕訳や勘定科目の意味を理解していただきたいので見ないでくださいね!
簡単に仕訳ができる裏技、それは「なんでも現金のことだけを考えて仕訳する」ことです。
深い意味は考えないでください。
現金が増えるなら借方、減るなら貸方に書く。
これを覚えたらもう仕分けは9割はできます。
(例題)
物品の現状を調べたところ、切手10枚(@100円)が未使用だったことが判明したため、適切な勘定へ振りかえる。
この場合、使用していたと思われていた切手が未使用だったことから現金で買えるもの(今回は貯蔵品)が増えるということですよね。現金が増加した場合は貸方に記入なので・・・
貸方 | 借方 | ||
貯蔵品 | 1000円 |
となるわけです。
あとは相方となる通信費を何にも考えず借方に書けば完了です。笑
貸方 | 借方 | ||
貯蔵品 | 1000円 | 通信費 | 1000円 |
慣れたら本当に簡単に仕訳ができるようになりますのでやってみてください。
繰り返しになるのですが、理解して学ぶというよりは極力考えなくても解けるようにするテクニックなので、「合格すれば良い」と思っている方のみ使ってくださいね。
表の作成の練習をしましょう。
ここまできたら、試算表や精算表の作成練習を行なっていきます。
問題は今まで活用してきたテキストの問題や予想問題集(後でおすすめをご紹介します)に載っているものを利用しましょう。
試験では第3問と第5問で表が必ず出てきますがこの2問で50〜60点あるんです😮
しっかり得点をとっていきたいですね!!
表の作成は何度も解けば傾向が見えてきて、スムーズに解けるようになりますので
諦めずコツコツ解いていきましょう😊
ひたすら練習し、苦手を克服していきましょう。
あとは時間を計りながらひたすら問題を解いていくのみです。
1冊の参考書を購入して、完璧に理解できるよう何度も繰り返し解きましょう。
実は最初にお勧めした参考書(特に前半3冊)、初学者でも読みやすい内容になっているのですが、
その分練習問題等も簡単なものが多いため、
「これらのテキスト1冊で試験に挑むのは厳しいかな・・・」
というのが私の正直な感想です。
(初めて総合問題を解いたときに全然解けなくてびっくりしました笑)
ですから私は、予想問題集の購入をすごくすごくお勧めします。
ここからおすすめの予想問題集を3冊ご紹介して今回のブログは終わりたいと思います。
スッキリわかる 日商簿記3級 本試験予想問題集
こちらの本は予想問題が9回分も載っており、ポイントとレクチャーがついていることから非常にわかりやすい解説です。
予想問題と回答用紙を取り外すことができ、とても使いやすい構造になっているのもありがたいですね。
5回分の模擬試験をダウンロードすることもできますよ。
第160回を当てるTAC直前予想模試 日商簿記3級
TAC直前予想模試は最新の出題傾向を徹底的に分析して作られた4回分の予想問題が収録されている本試験そっくりの予想問題集です。
頻出仕訳を覚えられる「仕訳カード」がついていたり、模擬試験をダウンロードできたりと特典がいっぱいです。
合格するための本試験問題集 日商簿記3級
本試験の予想問題集をなんと12回分も掲載しています。
この本は2部構成となっており1部では第1・2・3問の攻略テクニックが丁寧に解説されています。2部からは予想問題が12回分収録されており、1部で学んだ攻略テクニックの習得としても良い練習となるはずです。
また、各問題の難易度をA~Cで示してくれているところも大きな特徴です。
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ということで今回は日商簿記3級の試験対策についてお話ししました。
いかがでしたでしょうか???
日商簿記は大学によっては単位を付与してくれますし、就活でも100%役立ちます。
ぜひ効率的に勉強して合格を勝ち取ってくださいね。
みうみでした🌸
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